2011年1月21日金曜日

Japan that blooms in winter"Cold button"

ではありません。昔The flower of in the cold and the button that is dignified and blooms is colorful. は正月用の切り花として盛んに栽培され、松・竹・梅に添えて生け花に使われて『新春の花』として愛でられたようですが、樹勢が弱く、繁殖力が悪く、生産性が低いので、明治になるとキャベツの変種『葉ボタン』の普及によって、一時は『絶滅種』といっていい状態になったほどでした。今では消失した品種も多いのですが、一部の生産者が保存と生産に努めてくれたことによって、最近では人気を取り戻しつつあるのは嬉しいことです。
 何といっても、外国の菜っ葉(『Cold button』って、このごろの若い人、分かる)が日本の牡丹に取って代わって『葉ボタン』などとのさばることには義憤(?)を感じるではありませんか。だって牡丹は、先の『誰でも楽しめる 百花の王・牡丹』でお話ししたように高貴な『富貴花』なのですから。キャベツなんかとは基本的に品性が違うのです。
 ま、それはともかく、普通種は秋に落葉すると地上部の活動を停止し、地温が低下する冬場には根の活動も鈍ってきて冬眠状態になりますが、寒牡丹はこのような品種とは気候的に逆で、気温が低く日照時間の短いころに花を開く変わり者です。そして更に、春先、他の普通種よりも早く花を咲かせる慌て者でもあります。例えば当家の場合、寒牡丹である『寒桜獅子』が4月17日に咲いたのに対し、普通種で一番に咲き出した『島錦』(『誰でも楽しめる Cold button』トップの写真)は25日の開花だったように、一週間から10日ほどは早いようです。また、11月下旬ころから年を越して2月近くまで次々と咲く『寒獅子』や『冬烏』のようなものもあるようです。
 これは、一種の突然変異と考えらCold button、中には完全に狂うことができなかった中間種もあり、冬は咲いたり咲かなかったり、気まぐれな品種もあるようですから、苗を選ぶときは、よく確かめてからにしましょう。
 なお、牡丹はいずれもそうですが、寒牡丹は特に高温に弱いようで、夏は日除けを工夫し、特に西日には気を付けましょう。また、このころは花芽が充実する時期ですから、乾燥させないよう、夕方には根元の土を冷やしてやる気持ちで水やりをしましょう。 Cold button

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