2010年11月11日木曜日

Passing the winter of herb

夏には生長著しいHerbも、冬になると成長が止まり、枯れてしまうものなどが出てきます。ほおっておくと、霜や霜柱などでHerbが凍結してしまうこともあるので、特に庭や花壇では霜や寒風対策が必要です。

  関東地方程度の寒さでしたらセージやオレガノ、ミントなどは特に防寒しなくても越冬することができます。寒さの厳しいところでは、霜よけワラやモミガラ、ビニールなどでのマルチングが必要になります。また、寒風を避けるためにはワラやヨシズを立てかけたりして風をさえぎってやります

鉢で育てているようでしたら、室内のよく日が当たる窓辺などに取り込んでおきます。どうしても屋外で越冬させなければならない場合は、発泡スチロールで風よけを作ってやったり、石やブロックなどの南向きの堀際や軒下などの土に鉢の部分を埋めておくと寒風と乾燥を防ぐことができます。ただし、熱帯原産のHerbは必ず鉢上げして冬越ししてください
古くから一般的に使用されてきたHerbの歴史について。
その歴史は古くて、ヨーロッパでキリスト教の発祥以前から使われており、ヨーロッパのキリスト教以前の宗教との繋がりが深いと思われます。
現在でも、Herbが庭に生い茂っている家に住む人や、Herbに造詣が深い人を指して尊敬を込めて、ハーバリストやハーバルセラピストと呼ぶ事があります。
ヨーロッパ中世を襲ったペスト(黒死病)の蔓延を救ったのも、Herbの知識とされ、例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされた。
現在になってからの研究によるとこれらのHerbは抗酸化作用が強く、免疫力アップする効能が分かっています。
Herbの知識は、ローマから距離的に離れなおかつローマ教会(カトリック)の影響の少ないイギリスに残った。現在もイギリスではハーブガーデンを始めとしたHerbの知識が多く、イギリスから現在のヨーロッパやアメリカにHerbの知識が輸出されています。
またヨーロッパで培われたハーブの知識は、アメリカ移民の手で原アメリカ人にも伝えられ、原アメリカ人が使うハーブにはヨーロッパを原産とするセージが含まれていたりします。

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