2010年10月21日木曜日

秋の雨

このブログはいつも今頃の時間に書きます。昨日から明日は雨と予報は出ていましたが、今、起きてみたら雨が降っています。本州の最北端である青森県は、これからだったらいつでも雨から雪になります。ですから一雨ごとに寒くなります。何となく、心寂しくなる季節でもありますが、華やかな紅葉の季節でもあります。紅葉の観光地はいくつもありますが、私はキノコ採りに行きますので観光地でない山奥の誰もあまり行かない紅葉を見ます。綺麗ですねぇ.....まるで一流の庭師が作ったのかと錯覚するほどです。キノコは「ナメコ」か「ムキダケ」しか生えていませんが、私達が行く沢の両側は紅葉する木がいっぱいで、ボンヤリあっちこっち見ていると水の中に落ちます。花が咲いていない代わり紅葉を楽しむのです。沢は歩きにくいのですが、奥まで行ったら引き返してくればいいので遭難の危険がありません。どんな山菜でも私は沢に行きます。渓流と言うほどの大きな沢ではありませんので、釣りをする人は少ないですが、それでも魚はいるみたいです。水の少し深い所には何の魚か知らないけど泳いでいます。手で掴めそうですが動きが早く、とても無理でしょうね。
雪の降り積もる冬、この魚達はどうしているのだろうと思います。このささやかな沢の流れは凍らないのだろうか?雪は冷たいのですが0度以下にはなりません。なので雪の中は案外暖かいのです。沢の水は雪に覆われ魚達はその中で春を待つのだろうか?山モミジの赤い落ち葉が流れる水を見ているとそんな事を思います。秋の雨は何の為に降るのだろう?春は雪を消す為、夏は作物を成長させる為、ではこれから何も生えない季節になる秋の雨はどんな意味があるのだろうか。専門の人は知っているでしょうが、私達にしてみれば、秋に三日の晴れ間無しと言われ、雪が降り積もるクリスマスの頃まで、こうして降る雨は単純にとても嫌いです。まず、雪と違い、濡れますと寒くなります。雪は振り払っておけばいいのですが。洗濯物が外に出せません。でも11月には小春日和と言う季節のオマケがあるから、それを期待しましょう!でもどうしてこんなに秋の雨は寂しいのでしょう!体のホルモンと関係があるのかな?

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