2010年11月9日火曜日

About the herb

 わさびやしそ、しょうがなどは、日本でも古くから使われてきたスパイス&ハーブですが、こしょうやクローブやサフランといった欧米や東南アジアで使われてきたスパイスが本格的に浸透してきたのは、やはり戦後になってからのことでしょう。
 まずは戦後、欧米の食文化が取り入れられていったことが大きな要因です。主婦雑誌の料理欄に現れた「肉には塩、こしょうを」などのレシピの解説がこしょうの普及に一役をかい、さらに、手軽に使えるビン入りのスパイスが家庭用に発売されたこと、ハンバーガーショップの上陸(1971年)、ファミリーレストランの出現といった要因もスパイスに親しむ機会を広げました。また1980年代に入ると、グルメブームやイタリアンブーム、エスニックブームなどが相次ぎ、スパイスやハーブが一層身近なものになっていきました。
 海外に気楽に行けるようになったことも、現地のスパイスやハ 西インドや南米産のこの木アーティチョーク(アーティーチョーク、朝鮮アザミ、チョウセンアザミ)の花の写真(画像)は椰子の木に似ていて、7つの列片からなる葉を持ち、楕円形の黄がかったオレンジ色のメロンのような果実をつけます。それで、メロンツリーとも呼ばれています。
左がバジル、右がローズマリー

〇消化器の健康に
 パパイヤは消化器系の疾患には一流のティーです。タンパク質の強力な消化酵素パパイン、野菜の消化酵素のペプシン、牛乳やたんぱく質の消化酵素やでんぷんの消化酵素など、健全な消化や栄養の吸収に欠かせない酵素を含んでいます。
胃腸の不具合や胃酸の逆流、消化不良、便秘などの症状を軽減する、『酸』を無効にしてしまう作用もあります。パパイヤは16世紀ごろの胃腸疾患の療法ですが、今日でもやはり最善の療法のひとつとなっています。
ーブの効いたメニューに触れる機会を増やしました。 直径15cmほどのピンクがかった紫色の球のような花をつけます。茎の高さは1.5~2mになり、葉は大きくて深く羽状に分裂し、羽片はしばしばさらに羽裂し、裏側に白い綿毛が密生します。近緑種Cynara cardunclus(カルドン)があり、同様に食用、ドライフラワーに用います。和名は朝鮮アザミとなっていますが全く無関係で、地中海沿岸地方が原産です。
 本来は若い葉を菜として食べていましたが、改良したアーティチョークの大きい蕾を丸ごと茹でて、蕾のガクと、花の台の、やわらかい肉の部分を葉でしごくようにして食用にします
 近年は切花として生け花に使われたりもしていますが、ヨーロッパでは古くから、胆石のハーブと呼んできました。消化促進の働きもあります。

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