- ノアザミ C. japonicum DC.:春のアザミは大体これと考えてよい。本州〜九州。この種の園芸品種をドイツアザミというが、実際はドイツとは無関係である。
- フジアザミ C. purpratum (Maxim) Matsum.:花の直径が8cmにも達する(花の画像:フラボン)。関東〜中部地方の山地。
- ノハラアザミ C. tanakae :秋に花を咲かせる。本州中部地方以北の山地。
- ハマアザミ C. martitimum Makino:海岸性のアザミで、葉が厚くてつやがある。本州中部以南、九州までの太平洋岸。
- モリアザミ C. dipsacolepis (Maxim) Mat sum.:本州〜九州の草原。時に食用に栽培される。
- ナンブアザミ C. nipponicum (Maxim) Makino:本州中北部では普通。変種を含めると、四国まで一帯に分布。
- オニアザミ C. borealinipponense Kitam.:中部地方、東北地方の日本海側。
- キセルアザミ C. sieboldii :湿原。
- サワアザミ C. yezoense :近畿以北の日本海側沢人間との関係・食材 [編集] とにかく触れれば痛い草の代表である。スコットランドでは、そのトゲによって外敵から国土を守ったとされ国花となっている。
青森県津軽地方や青森市、東北町を中心とする東北地方や長野県の一部では、春先にアザミの若芽がスーパーマーケットに並び、食用として売られ、主に味噌汁の具として使われる。新芽や根は、てんぷらなどにして山菜として食べられる。「山ごぼう」や「菊ごぼう」などといわれることもあり、味噌漬けなどの加工品として山間部の観光地・温泉地などで販売される「山ごぼう」は多くの場合、栽培されたモリアザミの根である。
有毒植物との区別と注意 [編集]
学術上の種名、ヤマゴボウとヨウシュヤマゴボウはいずれもキク科ではなく、モリアザミなどのアザミとは類縁関係の遠いヤマゴボウ科であり、薬用にはなるが、食用になるどころか有毒植物であり、混同して誤食しないよう注意を要する。沿。 - タチアザミ C.inundatum Makino: 北海道から本州の日本海側の湿地。
- ツクシアザミ C. suffltum (Maxim.) Matsum.:九州では一番普通なアザミ。四国、九州に分布。
- タカアザミ C. pendulum Fisch. ex DC.:北海道、本州の北部に分布。東アジアにも分布する。
2010年10月30日土曜日
Field carduus
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