2010年11月3日水曜日

The mountain herbs udo is a herb.

若葉」はある程度長期間に渡って採取する事が出来る。林の際など当たりのよい場所か半日陰の傾斜地などに自生するが、スーパーなどで見られる白い栽培ものは日の当たらない地下で株に土を盛り、暗闇の中でHerbのように茎を白く伸ばして出荷する。
料理の分野では前者を山独活、後者を白独活と呼び区別することが多い。後者は立川市を中心とした東京都多摩地域特産品である。
山独活はやや灰汁が強く、山菜として葉や先端を天ぷらなどにする他、ぬた、茹でたものを酢味噌和え、味噌汁の実とする。 白独活は前記の他、水で灰汁抜きをして煮浸しサラダとしても食べられる。また、皮も柔らかいため、捨てずに短冊切りにしてキンピラにすると美味しいため、白独活は捨てる所が殆ど無い。
一ヶ所から数本のウドの大木が生えている場合は1本は切り倒して良い。茎の硬い皮を削ぎ取ると芯の部分はセロリのように美味である。ここまで大きくなると生のままでも殆どアクが無く、雑味も無い。また、先端の部分はまだ柔らかいので、若葉や花芽がまだ出ていないものは摘んで天婦羅にできる。
根は独活どくかつどっかつ)と呼ばれ、薬用にもなる。また、アイヌ民族はウド
に小さなをたくさん付け、直径3mmほどの色の液果となる。一果中に3~5個のゴマ状の種子をもつ。高さは約2~3mに成長し、「ウドの大木」という慣用句もあるが、ではない。初夏ゴールデンウィーク頃)に芽吹いた小さな頃には山菜として利用出来るが、大きくなると食用にも木材にも適さない事から例えとされたと言われている。だが、実際の所は夏ごろまで「若葉」や「」も山菜として採取できる。
を「チマ・キナ」(かさぶたの草)と呼び、根をすり潰したものを打ち身の湿布薬に用いていた。ちなみにアイヌにとってウドはあくまでも薬草であり、茎や葉が食用になることは知られていなかった。

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